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【Wikiに無い!】メロディック・デスメタル紹介:基礎知識&代表的必聴バンド【ビギナー必見・必聴|ヘヴィメタルジャンル徹底解説】

ヘヴィメタルライヴ中にメロイックサインを掲げるオーディエンスのイメージ ゴシック
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メロディック・デスメタルのスタイルは?

ひとくちにメロデスと言っても実はいろいろなスタイルがあります。
主にメロディ導入の方法やベースとなる音楽性の違いで幾つかのパターンがあり、その組み合わせでさらにスタイルが細分化されます。

メロディ導入方法の違いによるスタイル分類

基本はストレートなデスメタルで、部分的なギターソロやメロディパートでここぞとばかりに泣きまくるタイプ。

安直な方法論なのでよくありそうなのに、意外とそうでもないのがこのタイプ。
基本サウンドはブルータルでGt.ソロがメロディアスというのは珍しくないんですが、大抵の場合Gt.ソロはあくまで添え物で、それを看板にできるほど印象的なメロディを紡ぎだせているケースはほとんどありません。

CARCASS/ARCH ENEMY/VITAL REMAINS …etc

メロリフ/エモリフを中心にした曲の組み立て攻めるタイプ

ギターソロやメロディパートを多様するよりも、リフワーク自体にメロディやエモーションを織り込むことでその煽情的なサウンドを生み出すタイプ。
泣きのGt.ソロで使うようなメロディをそのままリフに使う「メロリフ」スタイルや、メロディを刻んでリフ化することで情感/哀感を演出する“泣きリフ”/“エモリフ”スタイルがありますが、いずれも北欧スウェーデンが中心的なシーンです。

DARK TRANQUILLITY/AT THE GATES/CROWN OF THORNS …etc

メロディアスな曲も含む様々なスタイルで勝負する雑食タイプ。

一枚のアルバムの中に様々な作譜の楽曲を盛り込む雑食的な作風での一環として、メロディックデスメタルと呼べるメロディアスな楽曲を織り込むタイプ。プログレ/オルタナティヴ的なスタイルを持ったバンドによく見られ、曲によってノーマルヴォイスを用いるケースもあります。

EDGE OF SANITY …etc

ベースとなるサウンドの違いによるスタイル分類

オーソドックスデスメタル

スタンダードなブルータルデスメタルスタイルを崩さずに、メロディを取り入れるタイプ。
ささやかなメロディ要素を部分的に導入するバンドは、メロディックデスメタル以前にいくつも存在しましたが、より大々的に取り入れてメロディや泣き要素を主軸に据えるには高度なセンスを要求されるので、実践するバンドはあまり多くありません。

DEATH/KATAKLISM(初期) …etc

デスラッシュ

北欧に多いデスラッシュ/ネオスラッシュサウンドベースにしたタイプ。メロディや泣き要素との相性が良くメロデスの代表的なスタイルのひとつとなっています。
定形様式も出来上がっているので、メタルコア系も含め後続のフォロアーも数多く存在します。

AT THE GATES/THE CROWN(CROWN OF THORNS) …etc

 

メロディアスなゴシックメタルをに通じるスタイル

ゴシックデスとも呼ばれていた、初期ゴシックメタルの延長線上にあるスタイル。初期の耽美派ドゥームデスに近いものから、ゴシックメタルを加速したようなスタイル、シンフォニック系やプログレ系、ロック色の強いゴッスンロールまでスタイルは様々。メロディックデスメタルとゴシックメタルの垣根が低く密接だった、北欧シーンに多く見られます。

SENTENCED(中期以降)/DARK TRANQUILLITY(中期) …etc

従来のヘヴィメタルやハードロック

ヘヴィメタル・パワーメタル・ハードロックの様式に近いサウンドをベースにして、そこにデスヴォーカルを乗せたタイプです。
70年代ロックにのエッセンスが濃いものや、ゴシック要素やデスラッシュ要素をスパイスとしてまぶしてあるケースもあります。
また、プログレ/シンフォニック系志向のバンドにもよく見られる方法論です。

SENTENCE(Amork期)/CARCASS(SWANSONG期)/IN FLAMES/OPETH(中期以降) …etc

次ページからはメロディックデスメタルの重要バンドを紹介!▼リンクはページ下!▼

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