Contents
- 1メロディック・デスラッシュのカリスマとオルタナメタルの個性派ヴォーカリストが組んだスウェーデンのスーパーグループは新世代デスラッシュ/ネオスラッシュのパイオニア!
- 1.1THE HAUNTED|DISCOGRAPHY
- 1.1.1The Haunted|ザ・ホーンテッド
- 1.1.2Made Me Do It|メイド・ミー・ドゥ・イット
- 1.1.3One Kill Wonder|ワン・キル・ワンダー
- 1.1.4Revolver|リヴォルヴァー
- 1.1.5The Dead Eye|ザ・デッド・アイ
- 1.1.6Versus|ヴァーサス
- 1.1.7Unseen|アンシーン
- 1.1.8Exit Wounds|イグジット・ウーンズ
- 1.1.9Strength in Numbers|ストレングス・イン・ナンバーズ
メロディック・デスラッシュのカリスマとオルタナメタルの個性派ヴォーカリストが組んだスウェーデンのスーパーグループは新世代デスラッシュ/ネオスラッシュのパイオニア!
THE HAUNTEDは、00年代以降に盛り上がりを見せドイツやアメリカのメタルコアシーンにも大きな影響を与えた、ネオスラッシュとも呼ばれる新世代北欧デスラッシュシーンを牽引した、パイオニアにしてシンーンを代表するグループのひとつ。
バンドは、メロデス/デスラッシュの本場スウェーデンはイエテボリ出身のメロディック・デスラッシュのパイオニアAT THE GATES(アット・ザ・ゲイツ)と、おなじくスウェーデンの個性派オルタナティヴメタルバンドMARY BEATS JANE(メアリー・ビーツ・ジェーン)のヴォーカリストペーター・ドリヴィン(Peter Dolving)、さらにSeance(シーンス)などで活動していた北欧のベテランデスラッシャーパトリック・ヤンセン(Patrik Jensen)を加えたプロジェクトとしてスタートします。
ヴォーカリストには前記したペーターと、同じくスウェーデンのヴルーグスラッシュバンドFACEDOWN(フェイスダウン)のフロントマンマルコ・アロ(Marco Aro)が時期によって入れ替わりで参加していおり、それによってリスナーの評価も大きく割れます。
活動中期はペーターを中心とした革新派で実験的な試みを行ない、類型化していくデスラッシュシーンに抗うような独創的サウンドを作り出していきますが、その度合いが強くなるにつれてリスナーの大半を占める保守的なスラッシャー/メタラーとオーソドックスなデスラッシュを追求したい保守派メンバーの不満が高まり、低迷の果てにバンドは分裂/空中分解してしまいます。
再度マルコを迎えたほか不足メンバーはAT THE GATES人脈でまかない、サウンドもデスラッシュ路線に軌道修正しますが、ややデスラッシュやスラッシュリバイバルが旬を過ぎてしまったことや、AT THE GATES本体の活動を再開したこともあり、現在は開店休業状態となっています。
THE HAUNTED|DISCOGRAPHY
The Haunted|ザ・ホーンテッド
オリジナルアルバム – 1作目 (1998年)
適度にメロなデスラッシュサウンドとペーターの前のめりヴォーカルが融合した名盤。
独自性:★★★★★|マニア度:★★★☆☆|総合評価:★★★★★
殿堂入り 代表作 入門盤 通好み 実験作
Made Me Do It|メイド・ミー・ドゥ・イット
オリジナルアルバム – 2作目 (2000年)
クオリティは高いがヴォーカつチェンジで個性は薄れた。
独自性:★★★★☆|マニア度:★★☆☆☆|総合評価:★★★★☆
代表作 入門盤 賛否両論
One Kill Wonder|ワン・キル・ワンダー
オリジナルアルバム – 3作目 (2003年)
独自性:★★★☆☆|マニア度:★★★★☆|総合評価:★★☆☆☆
入門盤 賛否両論 お布施
Revolver|リヴォルヴァー
オリジナルアルバム – 4作目 (2004年)
良作。
独自性:★★★★☆|マニア度:★★☆☆☆|総合評価:★★★★☆
殿堂入り 代表作 入門盤 通好み
The Dead Eye|ザ・デッド・アイ
オリジナルアルバム – 5作目 (2006年)
良作。
独自性:★★★★☆|マニア度:★★☆☆☆|総合評価:★★★★☆
殿堂入り 代表作 入門盤 通好み
Versus|ヴァーサス
オリジナルアルバム – 6作目 (2008年)
ペータ色が強まる。
独自性:★★★★☆|マニア度:★★★☆☆|総合評価:★★★★☆
賛否両論 通好み スルメ盤 実験作
Unseen|アンシーン
オリジナルアルバム – 7作目 (2011年)
ペータ色さらに強まって賛否両論。
独自性:★★★★★|マニア度:★★★★☆|総合評価:★★★★☆
賛否両論 通好み スルメ盤 実験作
Exit Wounds|イグジット・ウーンズ
オリジナルアルバム – 8作目 (2014年)
守りに入った形骸化第1弾。
独自性:★★☆☆☆|マニア度:★★☆☆☆|総合評価:★★☆☆☆
入門盤 賛否両論 お布施
Strength in Numbers|ストレングス・イン・ナンバーズ
オリジナルアルバム – 9作目 (2017年)
守りに入った形骸化第2弾。
独自性:★★☆☆☆|マニア度:★★☆☆☆|総合評価:★★☆☆☆
入門盤 賛否両論 お布施