Contents
- 1ブレイクダウン/スラミングパートを織り交ぜたブルータル&テクニカル・サウンドで、初期ムーヴメントを支えた関脇級デスメタル・バンドは、メタルコア・クラスタが崇めるデスコアのルーツ神!?
- 1...1デスメタル・ムーヴメント初期を彩る名バンド!?
- 1...2異例の黒人ミュージシャン主導のデスメタル!?
- 1...3ブレイクダウンを用いたブルータル・デス!?
- 1...4注目/再評価の理由ブレイクダウンとは!?
- 1...5ムーヴメント収束〜解散〜再結成のお決まりコース!?
- 1.1SUFFOCATION|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Human Waste|ヒューマン・ウェスト
- 1.1.2Effigy of the Forgotten|エフォジィ・オブ・ザ・フォーゴットン
- 1.1.3Breeding the Spawn|ブリーディング・ザ・スポーン
- 1.1.4Pierced from Within|ピアスド・フロム・ウィズイン
- 1.1.5Souls to Deny|ソウルズ・オブ・デニィ
- 1.1.6The Close of a Chapter: Quebec City Live 2005|ザ・クロース・オブ・ア・チャプター:ケベック・シティ・ライヴ2005
- 1.1.7Suffocation|サフォケイション
- 1.1.8Blood Oath|ブラッド・オース
- 1.1.9Pinnacle of Bedlam|ピナクル・オブ・ベドラム
- 1.1.10...of the Dark Light|...オブ・ザ・ダーク・ライト
- 1.1SUFFOCATIONはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
SUFFOCATIONはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
SUFFOCATIONの魅力は、やはりデスメタル・ムーヴメントの渦中で試行錯誤を続けていた解散前に集約されます。
この解散前の初期3作は、1stからアルバムを重ねるごとにテクニカル度を増していますが、何れ劣らぬ名盤ぞろい。
必然的に、ストレートなオールドスクール・デスなら『Effigy of the Forgotten(1st)』、テクニカルな変則デスメタルなら『Pierced from Within(3rd)』、その間のバランスの良さなら『Breeding the Spawn(2nd)』ということで、あとはお好みになります。
SUFFOCATIONならではサウンドを…という意味でなら、その中でもアクの強い個性の『Pierced from Within(3rd)』がベストでしょう。
それらと比較すると、再結成後の作品は明確に一枚落ちますが、あえて…ということであれば、『…of the Dark Light(8th)』が頭ひとつリード。往年のテクニカル路線と復帰後の大仰なケレン味が噛み合ったなかなか絶妙な出来栄えです。