【Wikiに無い!】フィメイル・メタル(ガールズバンド / 歌姫系 / 嬢メタル)紹介:基礎知識&代表的必聴バンド:25選【ビギナー必見・必聴|ヘヴィメタルジャンル徹底解説】

ヘヴィメタルライヴ中にメロイックサインを掲げるオーディエンスのイメージ ゴシックメタル

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保守マッチョだらけのメタルシーンにも尻馬に乗るビジネスアイドルバンドにも負けずにサバイヴし続けた、本気度100%の女性ヴォーカリスト&ガールズ/レディースバンド!

女性ヴォーカリストをフィーチャーしたヘヴィメタルというと、以前はあざといアイドル路線かキワモノという印象が強く、まれに本格的な実力派バンドが登場してクオリティの高い作品を生み出しても、保守的なメタルシーンではなかなか正当な評価を得ることができず、一段下的なポジションとして扱われがちでした。

しかし、マッチョ傾向の強いメタルシーンもジェンダー意識の高まりと細分化とともに多様化が進んだことと、何より歌姫路線のビジネス的な成功が決定的な要因となって、女性ヴォーカリストのグループも幅広いリスナーにこだわりなく支持されるようなご時世になりました。

ここでは。女性ヴォーカルが中心となったグループ、女性ヴォーカルをフィーチャーしたバンド、女性メンバーだけで構成されたガールズ/レディースバンドに限定。
ヘヴィメタル登場以前のロック創世記の“レジェンド系バンド”、ヘヴィメアt流ムーヴメント突入後の“パイオニア系バンド”、90年度以降にガールズ/レディースバンド、歌姫系バンドが注目を集めた時期以降の“ムーヴメント渦中系”の三部構成で紹介します。

最新バンドだけチェックしたい人は、3ページ目からどうぞ!

ルーツ系バンド:6選 編

まずはヘヴィメタル以前に活躍していた、女性ロックアーティストの元祖的な存在を紹介します。メタラーも必聴のレジェンドばかりです!

JANIS JOPLIN|ジャニス・ジョプリン

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言わずと知れた女性ロックミュージシャンの草分け的な存在として、かのウッドストック・フェスティバルにも出演したレジェンド中のレジェンド。
ブルースなどアメリカンルーツミュージックのテイストが強いサウンドですが、ヘヴィメタル系も含めたあらゆる女性ミュージシャンからリスペクトを受けています。
ジミ・ヘンドリックスTHE DOORSジム・モリスンらともに“享年27歳組”としても知られており、これらのアーティストは“27クラブ”とも呼ばれています。

MOVE OVER by Janis Joplin

JEFFERSON AIRPLANE|ジェファーソン・エアプレイン

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カリスマ女性ヴォーカリスト、グレイス・スリック(Grace Slick)を擁する米国ヘヴィサイケデリックロックグループ。そのヘヴィなサウンドから、後のメタル/ヘヴィミュージックシーンでも彼らの曲は何度となくカバーされています。

当時のサイケデリックシーンやプログレシーン、のちのポストパンクシーンなどでは、典型的なマッチョ保守的なUSメタルシーンと異なり、思想的にリベラルな傾向が強くインテリ層が多いがためか、作風的に重宝されるためか、第一線のバンドにも女性フロントマンが比較的目立ち、確かな存在感を見せていました。

Somebody To Love/ White Rabbit – Jefferson Airplane

PATTI SMITH|パティ・スミス

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パティ・スミスはニューヨークパンクの女王と呼ばれるアーティストですが、NYシーンの意識高いインテリアーティストらしく、過剰にジェンダーを押し出さないアーティスティックな本格派。

パンクとハードロックが重なることの多いNYシーンだけあって、初期メタルバンドのBLUE ÖYSTER CULT(ブルー・オイスター・カルト)ともつながりが深く、音楽的にもパンク/メタルなどのジャンルを超越したオルタナティヴな存在です。

Patti Smith – Rock 'n' Roll Nigger 1979

NICO|ニコ

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NICOはTHE VELVET UNDERGROUND(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)のヴォーカリストを務めてソロアーティストととしても活躍した、ニューヨークアンダーグラウンドのシンガー。

デカダンでアンニュイなヴォーカルとダークでダウナーなサウンドは、ある意味元祖ゴシッククイーンとでも呼べるような強烈なカリスマ性と存在感を発しています。

Nico – All Tomorrows Parties (Live at the Preston Warehouse, UK, 1982)

RUNAWAYS|ランナウェイズ

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70年代に平均年齢16歳でデビューして話題となった、本格的ガールズロックバンドとしてはパイオニアと呼べるグループ。
アイドル文化のある日本で人気が高まりビッグinジャパン的な存在になるも、当初は下着姿ステージに立つなどキワモノ的な扱いの強い位置づけでしたが、のちに元祖ライオットガール的なアングルで再評価されます。

バンド解散後中心メンバーのジョーン・ジェット(Joan Jett)リタ・フォード(Lita Ford)はソロや自身のバンドで活動を続け、共にUSハードロッククイーン的なポジションについていますが、特にジョーンは、JOAN JETT & BLACK HEARTS(ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ)としてロックの殿堂入りも果たしており、レジェンド的存在としてハードロック界のビッグマムとも呼ばれています。

The Runaways – Cherry Bomb

CARMEN MAKI & OZU|カルメンマキ&OZ

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60年代末に寺山修司の劇団「天井桟敷」のメンバーからスタートして、10代でシンガーと歌手としてブレイク、紅白出場も果たしていたカルメン・マキが、ジャニス・ジョプリンら海外のロックに刺激を受けて結成した、ジャパニーズロックの草分け的存在。

卓越した演奏力とエモーショナルでカリスマ的な歌唱による、英米のトップバンドに匹敵するクオリティを持つヘヴィ/ハードロックながら、歌謡曲的なローカライズも施された日本ならではのサウンドで伝説的バンドとなります。ソロ転向やブランクを経ながらも現在は再び活動を再開しています。

カルメン・マキ&OZ 空へ '77
次ページではヘヴィメタルムーヴメント突入後の“パイオニア系バンド”を紹介!▼リンクはページ下!▼

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