Contents
- 1革命的ヘヴィサウンドとフリーキーな個性派ヴォーカルがヘヴィミュージックシーンにPANTERA以来の衝撃を与えて新たなムーヴメントを巻き起こしたニューメタルのパイオニアはただの流行ものバンドでは終わらない!!
- 1...1KOЯNは元祖ニューメタル!?
- 1...2グルーヴメタルから生まれた異端のミクスチャーサウンド!?
- 1...3革新的過ぎて出足はイマイチ!?
- 1...4ニューメタル収束後も第一線で活動!?
- 1.1KORN|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Korn|コーン
- 1.1.2Life Is Peachy|ライフ・イズ・ピーチィ
- 1.1.3Follow the Leader|フォロー・ザ・リーダー
- 1.1.4Issues|イシューズ
- 1.1.5Untouchables|アンタッチャブルズ
- 1.1.6Take a Look in the Mirror|テイク・ア・ルック・イン・ザ・ミラー
- 1.1.7See You on the Other Side|シー・ユー・オン・ジ・アザー・サイド
- 1.1.8MTV Unplugged|MTVアンプラグド
- 1.1.9Untitled album|アンタイトルド・アルバム
- 1.1.10Korn III: Remember Who You Are|コーンIII:リメンバー・フー・ユー・アー
- 1.1.11The Path of Totality|ザ・パス・オブ・トータリティ
- 1.1.12The Paradigm Shift|ザ・パラダイム・シフト
- 1.1.13The Serenity of Suffering|ザ・セレニティ・オブ・サファリング
- 1.1.14The Nothing|ザ・ナッシング
- 1.1.15Requiem|レクイエム
- Korn|コーン
- Life Is Peachy|ライフ・イズ・ピーチィ
- Follow the Leader|フォロー・ザ・リーダー
- Issues|イシューズ
- Untouchables|アンタッチャブルズ
- Take a Look in the Mirror|テイク・ア・ルック・イン・ザ・ミラー
- See You on the Other Side|シー・ユー・オン・ジ・アザー・サイド
- MTV Unplugged|MTVアンプラグド
- Untitled album|アンタイトルド・アルバム
- Korn III: Remember Who You Are|コーンIII:リメンバー・フー・ユー・アー
- The Path of Totality|ザ・パス・オブ・トータリティ
- The Paradigm Shift|ザ・パラダイム・シフト
- The Serenity of Suffering|ザ・セレニティ・オブ・サファリング
- The Nothing|ザ・ナッシング
- Requiem|レクイエム
革命的ヘヴィサウンドとフリーキーな個性派ヴォーカルがヘヴィミュージックシーンにPANTERA以来の衝撃を与えて新たなムーヴメントを巻き起こしたニューメタルのパイオニアはただの流行ものバンドでは終わらない!!
KOЯN(コーン)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州を拠点とする、オルナタナティヴメタルバンド。
KOЯNは元祖ニューメタル!?
KOЯNは実質的にニューメタルのオリジネイターにあたるグループで、やはりニューメタルシーンの最重要人物であるプロデューサーロス・ロビンソンとともにニューメタルの原型となるサウンドを確率。ヘヴィミュージックシーンに歴史的なパラダイムシフトを起こしまた。
結果的に米国と中心にPANTERA以来の革命の火付け役となり、全ヘヴィミュージックシーンに影響を伝播させ、少なくともそれ以降の米国メインストリームメタルシーンでK、ORNの影響を全く受けていないグループは皆無と言えるほどの存在となります。
グルーヴメタルから生まれた異端のミクスチャーサウンド!?
基本的には彼らもPANTERAらの活躍によってヘヴィミュージックの一大勢力となったグルーヴメタル/ヘヴィグルーヴの中から生まれたグループと考えて間違いありません。
しかし、そこにNIRUVANAなどの一部のグランジや80年代の英国ニューウェイヴ/ポストパンクなどが持つ内省的で自虐的なネガティヴエモーションや、HIPHOPのメソッドを取り入れた従来のヘヴィミュージックには見れらないビートや曲構成、FAITH NO MOREのマイク・パットンらを参考にしたヴォイスパフォーマー的なフリーキーなヴォーカルスタイルなど、雑多な異ジャンル/近縁ジャンルのエッセンスを独自にブレンドして煮詰めたことで、全く独自の味わいを持ったサウンドを作り上げました。
革新的過ぎて出足はイマイチ!?
それだけの存在でありながら、ニューメタルシーンが一気に巨大化してLIMP BIZKIT(リンプ・ビズキット),LINKIN PARK(リンキン・パーク),SLIOKNOT(スリップノット)など、キャッチーなインパクトを持ったトレンドリーダーが次々と登場したことから、日本ではそれらの後塵を拝していた印象がありやや通好みな位置にありました。
ニューメタル収束後も第一線で活動!?
しかし、それらのグループが頂点を極めては失速していくのを横目にコンスタントな活動を続け、情念をまとった先鋭的なアングラグループからプロフェッショナルなアリーナバンドへと変化してしまったものの、つねに水準以上の作品クオリティを維持し続けています。
KORN|DISCOGRAPHY
Korn|コーン
オリジナルアルバム 1作目 – (1994年)
時代を変えた90年代の革命的重要アルバムの1枚。名盤。
|ミクスチャ度:★☆☆☆☆
|エモ度:★★★★☆
|ヘヴィ度:★★★★★
|カオス度:★★★★★
|総合評価:★★★★★+
殿堂入り 代表作 入門盤 通好み 実験作
Life Is Peachy|ライフ・イズ・ピーチィ
オリジナルアルバム 2作目 – (1996年)
前作を踏襲することに意識をつぎ込んだ作風。まとまっているが衝撃は薄れた。
|ミクスチャ度:★★☆☆☆
|エモ度:★★☆☆☆
|ヘヴィ度:★★★★☆
|カオス度:★★★☆☆
|総合評価:★★★★★
代表作 入門盤
Follow the Leader|フォロー・ザ・リーダー
オリジナルアルバム 3作目 – (1998年)
HIPHOP構造のミクスチャー路線を取り入れポップな作風に。
|ミクスチャ度:★★★★★
|エモ度:★★★☆☆
|ヘヴィ度:★★☆☆☆
|カオス度:★★★☆☆
|総合評価:★★★☆☆
代表作 入門盤 賛否両論 実験作
Issues|イシューズ
オリジナルアルバム 4作目 – (1999年)
前作と同路線だがややヘヴィな音作り。
|ミクスチャ度:★★★★☆
|エモ度:★★★☆☆
|ヘヴィ度:★★★☆☆
|カオス度:★★☆☆☆
|総合評価:★★★☆☆
代表作 入門盤 スルメ盤
Untouchables|アンタッチャブルズ
オリジナルアルバム 5作目 – (2002年)
初期のヘヴィネス回帰とエモ/ゴス的な歌とメロディの追求の両極化。
|ミクスチャ度:★☆☆☆☆
|エモ度:★★★★☆
|ヘヴィ度:★★★★☆
|カオス度:★★☆☆☆
|総合評価:★★★★☆
入門盤 賛否両論 通好み 実験作
Take a Look in the Mirror|テイク・ア・ルック・イン・ザ・ミラー
オリジナルアルバム 6作目 – (2003年)
ヘヴィネス&アグレッション重視で、メタルルーツのニューメタルに近い作風に。
|ミクスチャ度:★★☆☆☆
|エモ度:★☆☆☆☆
|ヘヴィ度:★★★★☆
|カオス度:★★★★☆
|総合評価:★★★★☆
入門盤 賛否両論 実験作
See You on the Other Side|シー・ユー・オン・ジ・アザー・サイド
オリジナルアルバム 7作目 – (2005年)
FAITH NO MORE的な変態プログレを狙いつつキャッチーでダンサブルな面も。
|ミクスチャ度:★★★☆☆
|エモ度:★★☆☆☆
|ヘヴィ度:★★★☆☆
|カオス度:★★★★☆
|総合評価:★★★★★
代表作 入門盤 賛否両論 通好み スルメ盤 実験作
MTV Unplugged|MTVアンプラグド
アンプラグドライブアルバム – (2007年)
アンプラグドアレンジが見事な傑作ライヴ。
|ミクスチャ度:★★☆☆☆
|エモ度:★★★★☆
|ヘヴィ度:★★☆☆☆
|カオス度:★★★☆☆
|総合評価:★★★★★+
殿堂入り 代表作 通好み 実験作
Untitled album|アンタイトルド・アルバム
オリジナルアルバム 8作目 – (2007年)
最大公約数的KORNサウンドの集大成で、新奇性は少ない。
|HIPHOP度:★☆☆☆☆
|エモ度:★★★☆☆
|ヘヴィ度:★★★☆☆
|カオス度:★★★☆☆
|総合評価:★★★☆☆
賛否両論 スルメ盤 お布施
Korn III: Remember Who You Are|コーンIII:リメンバー・フー・ユー・アー
オリジナルアルバム 9作目 – (2010年)
原点回帰を狙ったが音はクリア。クオリティも含め全てが原点には届かず。
|ミクスチャ度:★★☆☆☆
|エモ度:★★★☆☆
|ヘヴィ度:★★★☆☆
|カオス度:★☆☆☆☆
|総合評価:★★☆☆☆
賛否両論 お布施
The Path of Totality|ザ・パス・オブ・トータリティ
オリジナルアルバム 10作目 – (2011年)
全編にわたってダブステップをフィーチャーして物議をかもす。消化不良。
|ミクスチャ度:★★★★☆
|エモ度:★★☆☆☆
|ヘヴィ度:★☆☆☆☆
|カオス度:★★☆☆☆
|総合評価:★★☆☆☆
賛否両論 実験作
The Paradigm Shift|ザ・パラダイム・シフト
オリジナルアルバム 11作目 – (2013年)
多彩で充実度の高い1枚。前作の余波かインダストリアル的なダンサブルな面も見せる。
|ミクスチャ度:★★☆☆☆
|エモ度:★★★☆☆
|ヘヴィ度:★★★☆☆
|カオス度:★★☆☆☆
|総合評価:★★★★★
殿堂入り 代表作 入門盤 実験作
The Serenity of Suffering|ザ・セレニティ・オブ・サファリング
オリジナルアルバム 12作目 – (2016年)
オールドスクールなメタル色を強めメロディも重視した作風だが地味。
|ミクスチャ度:★☆☆☆☆
|エモ度:★★★☆☆
|ヘヴィ度:★★★☆☆
|カオス度:★☆☆☆☆
|総合評価:★★★☆☆
賛否両論 スルメ盤 お布施
The Nothing|ザ・ナッシング
オリジナルアルバム 13作目 – (2019年)
さらにメタル度を増しデスメタル的なエッセンスもあるが、実験的な面も見せた意欲作。
|ミクスチャ度:★☆☆☆☆
|エモ度:★★☆☆☆
|ヘヴィ度:★★★★☆
|カオス度:★☆☆☆☆
|総合評価:★★★★★
代表作 入門盤 賛否両論 実験作
Requiem|レクイエム
スタジオ・フルアルバム – 13作目 (2022年)