Contents
- 1RAINBOWとBLACK SABBATHをハシゴしたヘヴィメタル界の“北島三郎”、ロニー・ジェイムス・ディオのライフワークとして進化を続けたレジェンドバンド!!
- 1...1輝かしい経歴を持つ英米混成バンド!?
- 1...2ディオはルーツロック時代からのベテラン!?
- 1...3英国のメタル界の伝説的グループをハシゴ!!
- 1...4DIOはただの様式美バンドではない!?
- 1...5ディオとDIOとHEAVEN & HELL…その終結!?
- 1...6ディオが残した大いなる遺産!?
- 1.1DIO|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Holy Diver|ホーリィ・ダイヴァー:情念の炎
- 1.1.2The Last in Line|ラスト・イン・ライン
- 1.1.3Sacred Heart|セイクレッド・ハート
- 1.1.4Dream Evil|ドリーム・イーヴル
- 1.1.5Lock Up the Wolves|ロック・アップ・ザ・ウルヴス
- 1.1.6Strange Highways|ストレンジ・ハイウェイズ
- 1.1.7Angry Machines|アングリー・マシーンズ
- 1.1.8Magica|マジカ
- 1.1.9Killing the Dragon|キリング・ザ・ドラゴン
- 1.1.10Master of the Moon|マスター・オブ・ザ・ムーン
- 1.1DIOはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
DIOはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
解散前の“第1期DIO”のアルバムはいずれも高水準ですが、その中でも特に独自の“らしさ”が強く、クオリティでも傑出した初期2作はやはり別格。
ミッド〜スローテンポが主体の『Holy Diver(1st)』、アップテンポが半数を超えスピードメタルも聴ける『The Last in Line(2nd)』と、作風に差はありますが、いずれもスキ無しの絶品アルバムです。
再結成後の“第2期DIO”作品で傑出してるのは、モダンドゥーム路線の『Strange Highways(6th)』と、エクストリーム&グルーヴ路線の『Angry Machines(7th)』で、いずれも力作ですが。やや変化球なので王道メタルファン向きとは言いかねます。
むしろ新世代リスナーの方が、ニュートラルに楽しめるでしょう。
逆に原点回帰路線のラスト3作、特にファストチューンも交えた最後の2作品は完全な王道メタル路線で、第1期作品には届かないまでも高水準で無難な出来栄えです。
より往年に近いサウンドなら『Killing the Dragon(9th)』、少しモダンな様式美なら『Master of the Moon(10th)』がオススメ。
現代的音づくりでもあるので、モダン様式美サウンドに慣れた新しいリスナーには、第1期より馴染みやすいかもしれません。