Contents
- 1NAPALM DEATH卒業生にしてエレクトロニック/インダストリアルの裏街道を行く鬼才、ジャスティン・ブロードリック率いるヘヴィ&ダウナーなインダストリアル・バンド!
- 1...1GODFLESHはNAPALM DEATHファミリー!?
- 1...2スロー&ダウナーなヘヴィ・インダストリアル!?
- 1...3GODFLESHの音楽性の変遷!!
- 1...4GODFLESHのシーンでの位置付けは!?
- 1...5GODFLESHは元祖スラッジメタル??
- 1...6GODFLESHの活動は!?
- 1.1GODFLESH|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Godflesh|ゴッドフレッシュ
- 1.1.2Streetcleaner|ストリートクリーナー
- 1.1.3Slavestate|スレイヴステイト
- 1.1.4Pure|ピュア
- 1.1.5Selfless|セルフレス
- 1.1.6Merciless|マーシレス
- 1.1.7Songs of Love and Hate|ソングス・オブ・ラヴ・アンド・ヘイト
- 1.1.8Love and Hate in Dub|ラヴ・アンド・ヘイト・イン・ダブ
- 1.1.9Us and Them|アス・アンド・ゼム
- 1.1.10Messiah|メサイア
- 1.1.11Hymns|ハイムンズ
- 1.1.12A World Lit Only by Fire|ア・ワールド・リット・オンリー・バイ・ファイア
- 1.1.13Post Self|ポスト・セルフ
GODFLESH|DISCOGRAPHY
Godflesh|ゴッドフレッシュ
EP – (1988年)
|トリップ度:★★★☆☆
|ダウナー度:★★★★☆
|実験度:★★★☆☆
|マニア度:★★★★★
|総合評価:★★★★★
殿堂入り 代表作 通好み 実験作
Streetcleaner|ストリートクリーナー
オリジナルアルバム – 1作目 (1989年)
初期のNAPALM DEATHにもときおり見られた、初期SWANSサウンドをヒントにしつつも、デスメタル/グラインドコアを通過したエクストリミティによって再構築された、圧倒的な超重圧サウンドを聴かせる、GODFLESHのデビュー作にしてとそのひとつの到達点。
グラインドコア由来のヴォーカルは、ややデスメタリックとも言えるダーティヴォイスを用いていており、エクストリームな印象を強めています。
ウルトラヘヴィでダウナーな“引きずり系”サウンドで、ドゥーミィ・インダストリアルの騎手となっただけでなく、スラッジコア/ドゥームメタル/ストーナーロックにも影響を及ぼし、それらのルーツのひとつにも数えられる重要アルバムです。
|トリップ度:★★★☆☆
|ダウナー度:★★★★☆
|実験度:★★★★☆
|マニア度:★★★★☆
|総合評価:★★★★★+
殿堂入り 代表作 入門盤 通好み
Slavestate|スレイヴステイト
コンピレーション – (1991年)
Pure|ピュア
オリジナルアルバム – 2作目 (1992年)
前作を踏襲しつつも、ヘヴィネスやエクストリミティのみにこだわらない実験性の強い作風となり、リズムパターンやサウンド・テクスチャーも多様性を増し、クリーンヴォイスやハンマービート風のサウンドも導入しています。
T-10は20分越えの音響ノイズ的なナンバーで、これは後のポストロック/ポストハードコアにも影響を与えています。
|トリップ度:★★★★★
|ダウナー度:★★★★☆
|実験度:★★★★★
|マニア度:★★★★★
|総合評価:★★★★★+
殿堂入り 代表作 通好み スルメ盤 実験作
Selfless|セルフレス
オリジナルアルバム – 3作目 (1994年)
重圧の高いヘヴィネスはそのままに、ヘヴィグルーヴのテイストも導入しつつさらに多様性を増しており、メインストリームにも通じるような、良い意味でわかりやすいポップネス/キャッチネスをも内包したアルバムとなっています。
メタルファンにも受け入れやすい作であり、マニアックな独自性とポピュラリティが上手く噛み合ったという意味でも 代表作のひとつに挙げるにふさわしいアルバムと言えるでしょう。
|トリップ度:★★☆☆☆
|ダウナー度:★★☆☆☆
|実験度:★★★★☆
|マニア度:★★★☆☆
|総合評価:★★★★★+
殿堂入り 代表作 入門盤 賛否両論 通好み
Merciless|マーシレス
EP (1994年)
Songs of Love and Hate|ソングス・オブ・ラヴ・アンド・ヘイト
オリジナルアルバム – 4作目 (1996年)
GODFLESHのオリジナリティである重圧サウンドに加え、前作で取り入れたヘヴィグルーヴ的アプローチを踏襲しつつも、さらなく新機軸導入を図ったアルバム。
従来のウルトラ・ヘヴィなイメージに固執しすぎることなく、ダンサブルなEDM系リズムの導入を試みるなど、さらなる多様性を追求しています。
全キャリアの中でも、最もメジャー感を持ったアルバムですが、それだけに、オールドファンからの評価は別れがちな傾向が見られます。
|トリップ度:★★★☆☆
|ダウナー度:★★★☆☆
|実験度:★★★★☆
|マニア度:★★★☆☆
|総合評価:★★★★★+
殿堂入り 代表作 入門盤 賛否両論 通好み 実験作
Love and Hate in Dub|ラヴ・アンド・ヘイト・イン・ダブ
リミックスアルバム (1997年)
Us and Them|アス・アンド・ゼム
オリジナルアルバム – 5作目 (1999年)
ドラムンベースなど直接的にEDMのリズムを取り入れるなど、前作以上に本格的にEDMのビートを導入した実験作。
サイド・プロジェクトともリンクしつつさらなる新機軸を模索している意欲作ですが、初期の重圧サウンドを求めるオールドファンからは、やはり前作以上に賛否両論のアルバムとなりました。
|トリップ度:★★★☆☆
|ダウナー度:★☆☆☆☆
|実験度:★★★★☆
|マニア度:★★★☆☆
|総合評価:★★★★★
入門盤 賛否両論 通好み 実験作
Messiah|メサイア
EP – (2000年)
Hymns|ハイムンズ
オリジナルアルバム – 6作目 (2001年)
元PRONGのTed Parsons参加。その影響かグルーヴメタルに近い感触でメタルリスナーにもアピールした作品。この作品をきっかけにリスナー層も広がる。
|トリップ度:★★☆☆☆
|ダウナー度:★☆☆☆☆
|実験度:★★☆☆☆
|マニア度:★★☆☆☆
|総合評価:★★★★★
入門盤 賛否両論 実験作
A World Lit Only by Fire|ア・ワールド・リット・オンリー・バイ・ファイア
オリジナルアルバム – 7作目 (2014年)
ややミニマルな作風。
|トリップ度:★★☆☆☆
|ダウナー度:★★☆☆☆
|実験度:★★☆☆☆
|マニア度:★★★☆☆
|総合評価:★★★★★
代表作 入門盤 通好み
Post Self|ポスト・セルフ
オリジナルアルバム – 8作目 (2017年)
|トリップ度:★★★★☆
|ダウナー度:★★★☆☆
|実験度:★★★★★
|マニア度:★★★★☆
|総合評価:★★★★★+
殿堂入り 代表作 入門盤 通好み 実験作