Contents
- 1野心的な異端児かブームが生んだ徒花か!?ジャーマンメロディックパーワーメタル期待の新鋭からファンキーなオルタナメタルへと変貌を遂げムーヴメント末期を駆け抜ける!!
- 1...1ジャーマンメタル・バブルの申し子!?
- 1...2短すぎた黄金時代!?
- 1...3解散後の活動/再結成は?
- 1.1HEAVENS GATE|DISCOGRAPHY
- 1.1.1In Control|イン・コントロール
- 1.1.2Livin' in Hysteria|リヴィン・イン・ヒステリア
- 1.1.3Hell for Sale!|ヘル・フォー・セール!
- 1.1.4Planet E.|プラネット・イー
- 1.1.5Menergy|メナジー
- 1.1HEAVENS GATEはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
HEAVENS GATEはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
一般的に代表作とされているのは、唯一オーソドックスなジャーマンスタイルのメロディック・パワーメタルを聴かせる『Livin’ in Hysteria(2nd)』とされています。
HEAVENS GATEはここで瞬間的に盛り上がって、その後は坂道を転がるように失速したという印象がありますが、むしろこれ以降の方が、やや異色ながらユニークで完成度の高い作品を残しています。
ファンキーなアメリカン・オルタナティヴ・テイストがいけるなら、軽妙なユーモアとツイストの効いた曲が楽しめる、『Hell for Sale!(3rd)』は一聴の価値ありです。
しかし、様式美パワメタファンの好みからは外れるものの、よりヘヴィなサウンドとより幅広い楽曲、そしてキャリア中でもダントツの完成度を誇り、実質的な最高傑作と呼んで差し支えないのは、やはり『Planet E.(4th)』でしょう。
『Menergy(5th)』も、頻繁に入るSEが気にならなければ楽曲自体は上々なのですが、フィジカルではタマ数が少ないのが難点です。