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★ TOURNIQUET(ターニクイット ) ディスコグラフィー ★ アーティスティックな凄腕天才ドラマーが織り成すテクニカル&プログレッシヴなポスト・スラッシュメタル!…必聴アルバムは?

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TOURNIQUET|DISCOGRAPHY

Stop the Bleeding|ストップ・ザ・ブリーディング

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オリジナルアルバム 1作目 – (1990年)

先人の蓄積したメソッドを参照できるという、後発グループという優位性はあるものの、それを差し引いても、スラッシュメタル・バンドのデビューアルバムとしては出色の完成度。
しかし、これさえもが単なる発展途上に過ぎなかったことが、次作においては証明されることになりました。

音楽性については、確かに何かと引き合いに出されるMEGADETHを、想起させる部分が目に付きます。
しかし、クラシカルなフレーズを交えつつも様式美に堕することのない、精緻なクールネスを持ったプログレ風味のテクニカル・スラッシュは、すでに独自のスタイルとして確立されており、まだムラはあるまもののMEGADEATHやCORONERといった一線どころにも比肩しうる、ポテンシャルを感じさせます。

日本では大きな注目を集める事はありませんでしたが、バイヤーには注目されていたのか、市場にはそれなりに出回っていたようです。

|スラッシュ度:★★★★☆
|ヘヴィネス:★★★☆☆
|スピード:★★★★☆
|テクニカル度:★★★★☆
|オルタナ度:★☆☆☆☆
|総合評価:★★★★★

代表作 入門盤 賛否両論 通好み 実験作

Psycho Surgery|サイコ・サージェリィ

TOURNIQUET_Psycho_Surgery

オリジナルアルバム 2作目 – (1991年)

スラッシュブームの旬を完全に外したことで、相応の評価を得ることはなかったものの、新人離れした完成度でマニアを驚愕させた前作でさえも、過渡期に過ぎなかったことを示した2ndアルバム。

事実、前作から数段上のステージへとさらなる成長を遂げており、テクニカル・スラッシュメタルの界隈では、その最高峰に位置する1枚にまでに到達した驚異のアルバム。

予断を許さないスリリングな変則展開を見せながらも、キャッチーなフックの効いたポップネスが充満した多彩な楽曲と、高い演奏力に裏付けられた変化に富んだテクニカルなサウンドは、紛うことなく“超”のつく一級品。
世が世ならば、スラッシュメタルの名盤のひとつに数えられても全くおかしくないだけの、圧倒的クオリティを誇るテクニカル・スラッシュの名盤です。

|スラッシュ度:★★★★★
|ヘヴィネス:★★★☆☆
|スピード:★★★☆☆
|テクニカル度:★★★★★
|オルタナ度:★★☆☆☆
|総合評価:★★★★★+

殿堂入り 代表作 入門盤 実験作

Pathogenic Ocular Dissonance|ペイソロジック・オキュラー・ディソナンス

TOURNIQUET_Pathogenic_OcularDissonance

オリジナルアルバム 3作目 – (1992年)

これまでの作品に見られた、熱量の高いテンションとスラッシュ的な疾走感は後退しましたが、ミドルテンポ主体の作風となった楽曲は、緻密に練りこまれてフックの効いた仕上がりを見せており、これもまた第一線の強豪バンドの名盤にも匹敵する、一級品のアルバムと言えます。

MEGADETHの名盤『Countdown to Extinction』を想起させる部分も見受けられ、MEGADETHがたびたび引き合いに出される所以を理解出来る…いう点においては、本作が随一かもしれません。

日本でも某メタル誌で取り上げられて高評価を得たことで、輸入盤店での扱いも大きくなっていいましたが、前作と比較すると本作はやや通好みな作風に仕上がっており、わかりやすさやカタルシスについては前作には届きません。
タイミングよく前作の時点でプッシュされていれば、もっと認知度が伸びていたかもしれません。

|スラッシュ度:★★★☆☆
|ヘヴィネス:★★★☆☆
|スピード:★★☆☆☆
|テクニカル度:★★★★☆
|オルタナ度:★★★☆☆
|総合評価:★★★★★+

殿堂入り 代表作 入門盤 賛否両論 スルメ盤 実験作

Intense Live Series Vol.2|インテンス・ライヴ・シリーズ ヴォリューム2

TOURNIQUET_Intense_Live_Series_Vol_2

ライヴアルバム (1993年)

各種クリスチャン・メタルの、ライヴ・アルバムをリリースするシリーズの1作。

素人のコピーチラシのようなジャケット・デザインはいただけませんが、彼らの公式ライヴ・アルバムとしては唯一のものですし、さらには名曲の多い初期作品を中心とした選曲ということもあるので、ファンなら是が非でも押さえておきたいアルバムでしょう。

Vanishing Lessons|ヴァニッシング・レッスンズ

TOURNIQUET_Vanishing_Lessons

オリジナルアルバム 4作目 – (1994年)

スラッシュメタルの完全な終焉を受けての、今後の展開を見据えてか、これまでのように、スリリングなファストチューンを含めたテクニカルなスラッシュ路線も残しつつも、よりオーソドックスで普遍的なヘヴィメタル/ハードロック曲の割合を増しています。

残念ながら、この新機軸はTOURNIQUETの資質にはマッチしておらず、出来栄えも低調。
作風が広がった割には、全体的にフラットな印象だけが強くなっており、メリハリに欠け流仕上がりとなっています。

|スラッシュ度:★★★☆☆
|ヘヴィネス:★★★☆☆
|スピード:★★☆☆☆
|テクニカル度:★★★★☆
|オルタナ度:★★★☆☆
|総合評価:★★★☆☆

賛否両論 スルメ盤 実験作

Carry the Wounded|キャリィ・ザ・ウーンデッド

TOURNIQUET_Carry_the_Wounded

EP – (1995年)

The Collected Works of Tourniquet|ザ・コレクテッド・ワークス・オブ・ターニクェット

TOURNIQUET_The_Collected_Works_of_Tourniquet

ベスト+新録 (1996年)

Crawl to China|クロウル・トゥ・チャイナ

TOURNIQUET_Crawl_to_China

オリジナルアルバム 5作目 – (1997年)

Acoustic Archives|アコースティック・アーカイヴス

TOURNIQUET_Acoustic_Archives

アコースティックアルバム (1998年)

Microscopic View of a Telescopic Realm|マイクロスコピック・ビュウ・オブ・ア・テレスコピック・レルム

TOURNIQUET_Microscopic_View_of_a_Telescopic_Realm

オリジナルアルバム 5作目 – (2000年)

Where Moth and Rust Destroy|ウェアー・モス・アンド・ラスト・デストロイ

TOURNIQUET_Where_Moth_and_Rust_Destroy

オリジナルアルバム 7作目 – (2003年)

Antiseptic Bloodbath|アンチセプティック・ブラッドバス

TOURNIQUET_Antiseptic_Bloodbath

オリジナルアルバム 8作目 – (2012年)

Antiseptic Bloodbath – Voiceless|アンチセプティック・ブラッドバス – ヴォーカルレス

TOURNIQUET_Antiseptic_Bloodbath_Voiceless

オリジナルアルバム 8作目:インスト – (2013年)

Onward to Freedom|オンワード・トゥ・フリーダム

TOURNIQUET_Onward_to_Freedom

オリジナルアルバム 9作目 – (2014年)

Onward to Freedom – Voiceless|オンワード・トゥ・フリーダム – ヴォーカルレス

TOURNIQUET_Onward to_Freedom_Voiceless

オリジナルアルバム 9作目:インスト – (2016年)

Gazing at Medusa|ゲイジング・アット・メドューサ

TOURNIQUET_Gazing_at_Medusa

オリジナルアルバム 10作目 – (2018年)

The Epic Tracks|ザ・エピック・トラックス

TOURNIQUET_The_Epic_Tracks

ベスト+新録 (2019年)

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