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★ ANTHRAX(アンスラックス)+S.O.D. ディスコグラフィー ★ 「時代と寝る」を地で行くフットワーク命のスラッシュメタルBIG4(四天王)の風見鶏バンド!?…必聴アルバムは?

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S.O.D. (Stormtroopers of Death) |DISCOGRAPHY

S.O.D.._Logo

ANTHRAXのスコット・イアンとチャーリー・ベナンテ、ANTHRAXのOBで当時はクロスオーバーの『NUCLEAR ASSAULT』で活動していたダン・リルカー、ハードコアバンド『THE PSYCHOS』出身で、のちに『M.O.D.』を結成るビリー・ミラノ。この4名によって結成されたプロジェクトがS.O.D.です。

音楽性は、ハードコアとスラッシュメタルをクロスオーバー(掛け合せ)させたスタイルで、オールドスクールなメタル様式の強いANTHRAXの反動か、それとは正反対に、ミニマルでファストなハードコア色が強い初期衝動型サウンドを展開していました。

ジャンルとしては『クロスオーバー・スラッシュ』や『クロスオーバー・ハードコア』とカテゴライズされていますが、当時の界隈では単に『クロスオーバー』とも呼ばれていました。
S.O.D.はこの『クロスオーバー』のパイオニアのひとつと目され、同様のスタイルがメタルシーンのみならずハードコアシーンにも拡散する要因となっており、ある意味では現在のメタルコアの原点とも言えます。

また、S.O.D.での経験はANTHRAX本隊にもフィードバックされ、ANTHRAXがパワーメタルから本格的なスラッシュメタルのステージへと移行する要因にもなりました。

Speak English or Die|スピーク・イングリッシュ・オア・ダイ

S.O.D.._Speak_English_or_Die

オリジナルアルバム – 1作目 (1985年)

Live at Budokan|ライヴ・アット・ブドーカン

S.O.D.._Live_at_Budokan

オリジナルアルバム – 1作目 (2000年)

Bigger than the Devil|ビガー・ザン・ザ・デヴィル

S.O.D.._Bigger_than_the_Devil

オリジナルアルバム – 2作目 (1999年)

◎ S.O.D.はコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!

なにしろ、メイン音源はスタジオアルバムは2枚とライヴアルバム1枚だけなので、ハッキリ言えば全部押さえてしまえという話になってしまいます。
時代が影響して微妙に作風は異なれどクオリティは大差なく、歴史的な意義では圧倒的に“Speak English or Die(1st)”で、これ一択でもいいと言えばいいのですが、この手のサウンドに慣れてないリスナーは、多様性や工夫があって飽きない“Bigger than the Devil(2nd)”の方が聴きやすいかもしれません。
しかし、S.O.D.の本質が理解できるのは、お遊びカバーも多くファニーな雰囲気やムーヴメンド全盛期の熱気が伝わる“Live at Budokan(ライヴ)”がベストでしょう。

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